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マスコミの話題に便乗した商品でコミュニケーションのきっかけを作る インフォグラフィックによるクチコミ要素図の分析(第8回)

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生活者のクチコミを獲得したいと思うなら、あなたもマスコミで取り上げられている話題に便乗する物語を用意すればいいでしょう。

きわめて多くの生活者がテレビや新聞を見て情報を取得し、それを話題にすることがあるため、マスコミの情報に便乗した出来事は、さらに生活者の間で話題になるというわけです。

今回は“マスコミの話題に便乗した商品・サービス・出来事のクチコミ”の特徴を理解し、便乗した物語を生活者に語ってもらうための方法についてインフォグラフィックを使って考察します。

序章:クチコミ要素図の詳細についてはこちらから

ホットな話題に関するものであれば生活者は何でもクチコミをする

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「銀メダルをとった選手」「今でしょ!」「芝エビとバナメイエビ」「半沢」。要素図中のクチコミの内容を見てみると、送り手と受け手共にマスコミでホットになっている話題に便乗した商品・サービスであれば、何でもクチコミをする(される)傾向があることがわかります。

このようなクチコミを引き起こしたい場合は、自身が保有する商品の特徴で、今ホットになっている話題に便乗できるものがないかを探し、実践するのが有効と言えます。

クチコミの内容を見てもわかるように、オリンピック選手、予備校講師、ゆるキャラ、ドラマ、食品など、マスコミの情報は挙げだしたらきりがありません。そのため、その中から一番いいものをピックアップし、便乗して利用するというのは、比較的難しいことではないのかもしれませんね。

すでに進行中のマスコミの話題が活用できるのなら、有効活用すべし。うまくいけば、生活者だけでなく、マスコミ自体からも注目されるでしょう。

(ただし、この手の話題を生活者に提供するにあたっては注意が必要です。ここで言う“便乗”というのは、クチコミの内容にある商品や人から許可を得ていないものもあるため、許可が必要かどうかということは当然、確認する必要があります。)

“便乗”でクチコミ受発信時に生活者の感情をポジティブに

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感情散布図を見てみると、送り手と受け手共に、第1回に紹介した差別化された商品のクチコミの感情散布図、第3回に紹介した生活者の笑いを引き起こす商品のクチコミの感情散布図と同様に、好奇心、親しみをもってクチコミをする(される)傾向があることがわかります。

特に、今回のマスコミの話題に便乗した商品のクチコミの内容は、笑いを引き起こす商品のクチコミの内容と似ているところもあるため、感情散布図が似た傾向になっていると考えられます。

このようにクチコミ受発信時に、ポジティブな感情を生み出したい場合は、これまで紹介した“差別化”“笑い”、そして今回の“便乗”のどれを実践しても有効であることがわかります。

便乗は“クチコミ”というよりも“会話”のきっかけに有効

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送り手が、マスコミの話題に便乗した商品のクチコミをした理由を見てみると、「コミュニケーションのきっかけになるから」というのが一番高い比率となっています。

一般的なクチコミでは、送り手はどちらかというと「情報を誰かと共有したいから」という理由でクチコミをすることが多い傾向にあります。しかし、今回の便乗した商品のクチコミは商品の情報共有というよりも、生活者同士のコミュニケーションに利用されているようです。

そのため、自社の商品を生活者の“クチコミ”で勧めてもらうというよりも、“会話”感覚で話題を広げてほしい場合はこの手の話題を生活者に提供するのが有効と言えるでしょう。

  • ●記事内データの出所
  •  -myアンケート(ドゥ・ハウス)調べ
  •  -調査期間:2014年02月17日(月) ~ 2014年02月19日(水)
  •  -対象者属性:男女/20~69歳/全国
  •  -サンプル数
  •   ・クチコミの送り手:2,551サンプル
  •   ・クチコミの受け手:2,310サンプル
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岩田 遼|株式会社ドゥ・ハウス 店頭プロモーション事業部

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