メーカー発信のPOPから消費者発信のPOPに
POPは、生活者が店頭で商品決定をする上で、重要な役目を担っています。限られたスペースでいかに商品特長を「しっかり伝えること」ができるかが大きな鍵となります。
よりPOPでの効果を高めるためには、一方的にメーカー側が考えるメリットを押し付けるのではなく、ターゲットとなる生活者のオケージョン、ウォンツを把握した上で生活者に共感される内容であることを考慮しなければなりません。
時には、マーケターが自ら生活者の中に飛び込み、生活者目線で情報を発信していくことが必要です。
例えばCD、DVD販売屋や本屋では、店員が自らリスナー、読者となってPOPを作成したりしています。自分の体験を踏まえて、POPを作成することで消費者の共感を呼び、購買へとつなげていきます。
この一連の動作は、SIPSにて整理できます。
SIPS
消費者発信のPOPに
より消費者目線で商品の特長を伝えるために、消費者の言葉(感想)を使い、POPを作成する企業が近年増えてきました。しかし、CGMやSNS、感想投稿サイトの普及で消費者自らが商品の情報を発信することも多くなりましたが、これらを店頭プロモーションで活かすのはまだまだ少ないのが現状です。
テンタメで参加したアンケート結果をPOPに
ドゥ・ハウスでは、店頭で商品を購入し、試した感想を答える店頭購入型サンプリングサービスを展開しています。アンケート結果は店頭POPなどに2次利用無料となっています。テンタメをご利用いただいているメーカー様からは、アンケートで得た商品を試用したリアルな感想を店頭POPやWEBで使用したいとの声を多く頂いています。テンタメでは使用した人たちの多くの感想が集まるので、それらデータにまみれて、消費者の声を使ってリアルで生々しい感想をPOPに活かしてみてはいかがでしょうか。