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スマートフォンプロモーションは隙間時間ではなく、利用目的に応じた接触機会で勝負する。

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Original Update by Matti Mattila

スマートフォンを使ったプロモーションは隙間時間の奪い合い

スマートフォンは隙間時間に利用されるメディアといわれています。企業はこぞってこの隙間時間の奪い合いをしているのですが、隙間時間とはいったいどのような状況で、どのような用途をさしているのでしょうか?

ヤフー株式会社が2013年5月に実施した調査によると、以下のようになっています。

  • スマートフォンを使用する場所
    「自宅」が99.0%と最も多く、
    次いで「外出先」の78.8%、「職場・学校」の74.8%
  • スマートフォンを利用するシーン
    「ちょっとした趣味や習慣、空き時間や気分転換したいとき」が最も多い79.4%
    「何か新しいニュース・情報がないかチェックするとき」が69.3%
    「最近気になっている商品・サービスについての情報を得たいとき」が62.2%
    「購入するかどうか迷っている商品・サービスのさらに詳しい情報を得たいとき」が54.9%
  • スマートフォンで行っていること
    利用頻度が1日1回以上のものは「検索」が最も多く約60%、次いで「ブログ・SNS」「ゲーム」

Yahoo! JAPAN スマートフォン利用者の動向調査

スマートフォンの利用は自宅や外出先、職場・学校にいる間の空き時間に、検索による情報収集や、ブログ・SNSチェック、ゲームなどに当てられることが最も多いようです。

上記の結果だけみると隙間時間=コンタクトポイントと捉えがちなのですが、そう考えるのは早計です。生活者は隙間時間に自分の好きなこと、興味があることのために利用しており、無理やりコンタクトポイントを作ろうと逆効果になる可能性があります。

誰でも自分が好きな映画をみているとき、友達と楽しく話しをしているときに割って入られるのは嫌だからです。

隙間時間ではなく、利用目的に応じた接触機会を考える

同じく2013年5月にGoogleが実施した調査結果によると「地域情報の検索は行動につながる」とあります。地域情報を検索した人のなかで、お店へ問い合わせが57%、お店へ訪問が54%、他の人に情報提供が29%、商品やサービスの購入が22%となっており、高いアクション率が見て取れます。

試しに最も人口の多い「横浜」で検索してみると、中華街・ランドマークなどの観光スポット、図書館・市役所などの公共施設、レストラン・居酒屋など飲食店情報などが多く、お店や施設の場所を探すために利用していることがわかります。

さらに同調査のショッピング関連のデータを見てみると、81%がスマートフォンで商品やサービスの情報を収集したことがあると回答しており、その後パソコンで購入した人は36%、オフラインで購入した人は24%とあります。

スマートフォンで情報を収集した結果、「お店での商品やサービスの購入を見直したことがある。」「オンラインでの商品やサービスの購入を見直したことがある。」という回答が多く、商品の比較検討のために利用していることがわかります。

Google モバイルユーザーの実態

このようにスマートフォンは「○○が欲しい!」「○○を食べたい!」という欲求に対して、時間・場所を問わず即座に答えてくれるツールであり、その瞬間にコンタクトポイントを設けることが生活者を動かすキッカケになります。

しかしながら、上記で挙げた利用目的はあくまで全体的な傾向から見えてきたものであり、既に大手のサービスが参入しているレッドオーシャンです。自社商品に関連する独自のコンタクトポイントを探すには顧客に即した調査を行い、新たな接触機会を発見する必要があります。

もしかすると、冷蔵庫の前で残り物を確認している時、スーパーで子どもが食べたいものを言った時、自分にちょっとしたご褒美をあげたい時など、独自のコンタクトポイントが見えてくるかも知れません。

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