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なるほど納得!「著者のファン」を惹きつける本の紹介方法|「個の時代を意識した運営を実施しています」|フォレスト出版



「なぜ、社長のベンツは4ドアなのか?」「怒らない技術」「『できる人』の話し方&コミュニケーション術」…思わず「知りたい!」と思ってしまうこれらのタイトルの書籍、みなさまも街で見かけたことはありませんか?

Facebookケーススタディ第10回は、これらのビジネス書をはじめ、多くの話題の本を出版されているフォレスト出版さんにお話を伺ってきました!ファン数77,000超え、1投稿への「いいね!」数は多いときで600を越える人気ページです。

FBを拝見していると、書籍の紹介だけではないようです。詳しく伺ってきました!

立ち上げから運営までを担当されている清水さん。

どの著者さんのファンかによって、属性が全く違います。

 

さっそくですが、FBをはじめられたきっかけを教えてください。

まず、弊社の場合は以前からお客様への情報発信をメルマガで行っていたのですが、ブログやツイッターについては、他の出版社さんと比べて出遅れていたんです。そこへFBという新しいツールが日本で徐々に浸透し始めてきて、数年後、絶対に流行していくと思い、「出版社日本一」を目指して、一気にFBに着手しようということになりました(笑)

そして、実はちょうどその頃に「日本人のためのフェイスブック入門」という本を出版することになり、そのことがFBをスタートする大きなきっかけになりました。発売するからにはFBを運営しないわけにはいきませんので、出版が決まったタイミング前後で並行して運営をスタートしたんです。この本は2011年1月に発売したのですが、FB関連で出版されている本の中で唯一売れていて、12万部を記録したんですよ。

 

12万部とは!すごいですね!

でもFB立ち上げ当初は本当に立ち上げただけという感じで、たまに思い出したように投稿するくらいでした(笑)FB本が売れてから運営体制を強化し、3人体制の時期もありましたが、今は私が主担当で各部署から情報を提供してもらうという形に落ち着いています。

 

ファンの属性はどのあたりでしょうか?

ビジネス書を多く出しているためか、男性のほうが断然多いですね。また、マーケティングを担当されている方や、会社を経営されている方が多いのも特徴です。20代前後が1番多いのですが、若い方でも「何かをやりたい」という意欲にあふれている方が多いように思います。

ただ、弊社はビジネス書のほかにもいろいろなタイプの本を出版していますので、どの著者さんのファンかによって属性が全く違うんです。ですから投稿内容によっても「いいね!」を押してくださる方の属性が全く違います。

たとえば脳機能学者の苫米地(とまべち)英人さんのファンは男性が多いですし、作家の本田健さんのファンは男女いらっしゃいます。また、女性のファンが多いのは作家・エッセイストの浅見帆帆子(あさみほほこ)さんという著者さんです。

インテリアデザイナーでもある浅見帆帆子さんがデザインした手帳。発売前から制作段階を見せるなど、数回にわたってFBで紹介していたところ、4,500円という手帳としては高額な設定にもかかわらず1ヶ月で完売!「手帳の特徴を少しずつご紹介することで発売前からファンの方に親近感を持っていただけたのだと思います」(清水さん)

それぞれの著者のファンに向けたアプローチ方法とは!?

 

コンテンツはどのような流れで更新していますか?

まず、並行して運営しているブログを更新し、そこに誘導する形でFBを更新しています。現在、毎日数回、土日も更新していますので結構内容を決めるのは大変ですね(笑)

でも編集部のスタッフにも記事を書いてもらったり、著者の担当者にセミナーのレポートを書いてもらったり、各部署に協力してもらっているので助かっています。依頼するときは1週間くらい前からお願いし、こちらで手を加えてアップしています。

本の紹介以外にも、キュレーション的な世界の面白記事、エンタメ系を中心に更新しています。通勤中に読んでもらえるように、朝8時頃更新することが多いですね。

 

運営で心がけていることはありますか?

はい、運営で心がけていることは2つあります。

・1つは、出版社なので出版社らしいものをやっていこうというコンセプトはありますが、「会社」というよりは「個」の味が出るようにしていることです。

主な投稿コンテンツは「出版本の制作秘話」や「著者インタビュー」等、出版社らしいものが多いですが、そのほかにエンタメ系のコンテンツも発信しているんです。実は、僕が元々テレビ業界の人間だったこともあり、エンタメ系のネタが得意なんですね。なので、今でも「コンビニのスイーツ食べ比べ」なんて(笑)グルメ記事を発信したりしているんです。面白くてみなさまの役に立つ情報の発信を心がけています。

コンビニスイーツ食べ比べ「みたらし団子」の回。以前、「星、みっつですっ!」で有名な某料理番組のディレクターだった清水さん。その経験を生かしてエンタメ系のネタを提供することが多いとのこと♪

・2つ目は、弊社には「フォレスト出版の本だから買う」という熱烈なお客様がいてくださるのですが、その方々に向けて書くようにしていることです。

たとえばさきほどの苫米地さんの本の紹介なら、苫米地さんが既存の本の中でよく使用しているフレーズをFBの投稿文言内に盛り込み、苫米地さんのファンに届きやすい形の投稿にしたりしているんです。そうすると、ファンの方はFB内によく知っているフレーズを発見することで、すぐに反応してくださり、ブログを読んでくださる率も上がり、PV数もアップするんです。

弊社の読者は、「役に立つ本」「読んですぐに生活に使える本」を求めているように思いますので、本の内容を引用して紹介することで、その本がいかに役立つかをお伝えすることを心掛けています。それぞれの著者さんによってファンの属性が全く違いますので、対象者によって投稿の雰囲気や内容を変えるようにしています。

ブログの書き方は常に工夫していて、たとえばビジネス書を紹介する場合は、いかに若い人たちに興味を持ってもらうかに配慮しています。また、1度反応がよかった投稿に関しては、似たような投稿を続けてみることもあります。

 

なるほど!!たしかに著者のファンの方々にとっては、著者のフレーズが使用された投稿だととても伝わりやすいですよね。今までの人気記事にはどんなものがありましたか?

1番多かったのは、去年投稿した元モーニング娘。小川麻琴さんがTOEICを受験したときの結果発表の動画でした。弊社の英語教材「ブレインラーニング」で勉強してもらい、TOEICを受験してもらったんです。結果はぜひ動画を見てもらいたいのですが(笑)、そのときは130シェア、3,500近い「いいね!」をいただきました。実はなぜか海外の方が「いいね!」を多く押してくださっていて、普段の記事にも海外の方からコメントを多くいただくんです。

それと、さきほどの「コンビニスイーツ食べ比べ」の記事は今だに多くの方に検索されている人気記事なんですよ。もともとは、弊社から2012年7月に発売された『ビジネスマンのためのコンビニ栄養学』のスピンオフ企画として始めたのですが、たとえば「シュークリーム」について、セブンイレブン、ローソン、ファミリーマート等でどう違うか、ということを検証するコンテンツなのですが、他社さんでは意外にみなさんやられていないんですよね。これからも大きな会社さんがやっていないことをやっていきたいです。

自社で転職診断アプリも開発。こちらも人気コンテンツに!

 

今後の目標、FBの展開を教えてください。

ネット以外の書籍の販売は書店を介していることもあり、お客様と直接つながる場としてFBは今後も大事にしていきたいですね。今は「会社」というよりも、「個」が大事になってきている時代だと思いますので、「清水」という個の良さが伝わって、「この人がおすすめしてくれるなら買おう」と思ってもらえたら嬉しいと思っています。

また現在、電子書籍が注目されていますが、弊社は少し違った形でコンテンツをお届けしたいと考えています。月に1,500円くらいの定額で弊社の本を100冊まとめて読めるというアプリを作りたいと考えているんです。さらに、そのアプリを利用している方々でコミュニティを作って、本の感想や気付きをみんなでシェアできるようにしたら面白いと思っています。また、ゆくゆくはその方々とリアルでお会いして、ぜひ読書会もしたいですね。

読書会、面白そうですね!ありがとうございました!

編集者からのメッセージだけではなく、著者側からのメッセージをyoutubeで配信しています。これからももっと動画を使ってコミュニケーションを強化していきたいですね。

取材を終えて

Facebook、ツイッター、ブログ、ニュースサイトやまとめサイト…。インターネット上だけでも日々情報の洪水にもまれながら暮らしている私たち。そんな情報過多の状態の中、人は「自分だけの馴染みのあるフレーズ」「普段から関心のある事柄」を見つけると嬉しくなる傾向があるのかもしれません。

そう考えると、書籍の紹介の際に「著者さんのよく使うフレーズを使用する」という方法は、なるほど、とても理にかなっているのですね!

ターゲットにあわせた投稿、動画の利用、そしてリアルイベントへの展開予定等、勉強になりました!ありがとうございました!

Facebook ケーススタディ「うちのFBも取材する?」「FBをどうやって運営するか相談に乗ってほしい!」等々のお問い合わせをお待ちしています。ぜひお気軽にご連絡ください。

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ヒラモトキエ|株式会社ドゥ・ハウス プロモーション部

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